いつも、いとう写真館を支えて下さっている皆さまへ

「毎年記念写真を撮り続けたら、将来すばらしい作品が残るのでは…」
その一心から個人的なライフワークとして始め、18年目の年を迎えました。
その間、撮り続けておられる皆さんをはじめ、多くの仲間とスタッフに恵まれ、安定して続けられる形を作る事ができました。
どの方もずっと撮り続けていきやすい価格ということを意識して歩んできましたが、今年に入ってから、フィルムをはじめ印画紙や薬品などの原材料の値上がりで、それに伴う現像、プリント料金の見直しが必要となりました。そして、撮影後のネガの整理管理や人材の確保と育成など、課題が増える中、従来の価格の維持が困難になり、価格変更をさせて頂くこととなりました。

いとう写真館は、撮影者である僕以上に後をサポートする仲間の存在が欠かせません。
僕はアナログの写真の分業の形も、これからも大切にしていきたいと思っています。

デジタル主流の世の中で、個人的なこだわりで皆様にはご不便をおかけしている事の方が多いのかもしれません。でも、それを上回るほどの価値がフィルムで撮り続けることにはあると信じています。

これからも変わらずお付き合いいただき、毎年訪れる新しいページを残していく役目をさせていただけたら嬉しいです。
今年も会場で仲間と供にお待ちしています。
どうぞよろしくお願いいたします！

《追記》
2022年4月より上記のとおり、すでに価格変更をさせていただいておりますが、先頃さらに、木製パネル仕上げのパネル加工料が材料高騰のため値上がりするとの連絡を受けました。
それにともない、7月開催分以降（6[rock]以外）、木製パネル仕上げにつきましては、やむをえず価格を変更させていただきます。
度重なる価格変更となり、ご迷惑をおかけし大変恐縮ですが、ご理解のほどどうぞよろしくお願い致します。（2022.6.28）